ファイト一発!

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今年の新春コンサートはオペラ・ガラコンサート。3名のゲストをお迎えし、オペラのアリアやアンサンブルなど、名場面を華やかに演奏します。
ある日の稽古の様子です。
この日はオーケストラとの練習日で殆どのメンバーが集まってきました。久しぶりに顔を合せる人もいたりして賑やかです。こんな日は大勢で演奏する曲を練習する恰好の日。テンポや全体のバランスはもちろんのこと、呼吸やフレーズ感、音色などを細かにチェック。オーケストラと歌い手が向かい合って並び、お互いの呼吸をしっかり伝え合い音楽を作っていく・・・とても大切な練習です。
オペラ公演とは違って、今回のようなコンサートの場合は“ピアノと歌”という組み合わせもあれば“オケと歌”“チェロとピアノと歌”“楽器のアンサンブル”など、曲目によって形態が違います。ということは練習もいろいろ。パズルのように巧みに組まれたスケジュール(担当の方、いつもお疲れ様です。)に従って幾つかの練習室に分かれ、同時進行で稽古をします。
皆、自分の歌う部分を次々練習していく。ゆえに他のメンバーがどんな風に仕上がっているのかまだわかりません。通し稽古までのお楽しみなのです。

この日の私は、新春コンサート最後に繰り広げられるワルツメドレーが中心。今回は遊佐さんと一緒に歌うので、まずは二人で作戦を練ります。楽譜を前にこうしようか、あれはどうだ?これも面白い!などと考えをめぐらす・・・お互いの考えを出し合うのは、自分では思ってもいない発想があったりしてとても楽しい作業です。続いて音楽監督の岩河さんに細かくチェックしてもらいます。思うように表現できるまでは困難が山積み。しかし一つ一つクリアしていくことで楽譜に書かれた音符がどんどん立体的になっていくのを実感します。

さて今回のコンサート。おかげさまでチケットが残りわずかとなっているようです。
メンバー一同、張り切っておりますのでどうぞお楽しみに!!