物騒にも程がある!

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カラフルで羨ましい・・・ランドセルのことです。
近所の小学校では集団下校を実施しており、皆2列に並んで賑やかに信号を渡って帰って行きます。私の住む地域では区立の小学校でも制服とランドセル姿。最近のランドセルは色が豊富で基本の黒・赤に加えてピンク色やオレンジ色などもあります。紺色の制服を着た小さな背中に色鮮やかなランドセルが重そうにぶら下がっており、それはとても微笑ましい光景です。
しかしながらそのランドセルには必ず警報ブザーが提げられています。引っ張るとものすごい騒音が鳴るアレです。(一度、小学生が面白半分で鳴らしている場に遭遇したことがあります。)本当に物騒な時代になってしまいました。

それにしても最近は小学生が犠牲になってしまう事件が多すぎます。悲惨な事件が連日2,3伝えられているという現状。小学生のいる家庭では日頃どれほどの不安を抱えているのでしょうか?
小学生は心も体も成長する時期。見ること、聞くことをスポンジのようにぐんぐん吸い、その経験をもってまたさらに大きくなっていくかけがえのない時期です。しかし現代では目に見えないあらゆる危機を想定して、それらからガードしなければならないという環境下に置かれている。社会のルールの中にいながら最も自由な時期を過ごせるはずなのに、守るべき大人が子供たちを脅かしているなんて本当に悲惨です。最近の事件の犯罪者は自分と同世代ということが多く、非常に悲しくなります。同じ頃にこの世に生まれてきて、一体いつ犯罪者への分岐点があったのか・・・そう考えては暗い気持ちになってしまいます。

ランドセルといえば・・・私は冬になるとそれをソリ代わりにし、下校時に坂を登ってはランドセルに乗っかって滑っていました。もちろん教科書がぬれてブニョブニョだったのは言うまでもなく。
そう、小学生時代は楽しいものなのです。