国会中継

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国会中継はけっこう好きです。皆さんは?

「渋い・・」と言われてしまいますが国会中継は面白い。用意された原稿を読みあうだけの学芸会のような時もあれば、野党の毒舌な議員が出てくると野次が飛んだりして派手になる。歯に衣だけを着せている人は語彙の強さの分だけ主張の空虚さ、曖昧さが露呈されたり。国会中継はバックミュージックとナレーションの無いドラマです。かなり面白い。

それはさておき、国会中継でついつい目がいってしまうものがあります。それは議長席前の演壇。立派な木彫りなのです。当然のことながら材質も良さそうだし艶もいい。本当に立派!全面に見事に彫られています。一枚の厚めの板にデザインを下書きし、葉や花びらなどデザインされたもののリアルな姿を考慮しつつ彫り進めて行く。これは時間のかかる細やかな作業です。(ちょっとやったことがありますが、肩がこります。)あんなに広範囲に及ぶ木彫り。出来上がったときは相当の達成感、充実感があるのだろうなあ・・・しかも国会議事堂で使用される品ともなると感無量か?などと感心しつつ首相の演説を聴いている訳です。
一体どんな方が彫った作品なのでしょう。年に何度も国会中継で自分の作品が映されるのはどんな気分なのでしょうか??
これにかぎらず、国会議事堂内の調度品はとても重厚な印象。大臣たちの座っているイスや、扉なんかも風格がある。ご立派!!
ニュースで国会での討論などが放映されたときはちょっと演壇を見てみて下さい。