深夜勤務

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先日、生まれて初めて救急車に乗りました。

気がつけばもう7月ではありませんか!!久しぶりの更新・・・ごめんなさい。「晶子の小話」は終わってはいませんので今後もどうぞお付き合い下さい。
更新できずにいた間、実はハードなスケジュールに突入していました。ちょっと大変だった公演もようやく終わり、次は7月15日、わが札幌室内歌劇場のコンサートだ!!と自ら気合をいれたところでした。そんな時に限ってといいますか・・・
なんと2日前の土曜日、ちょっとしたケガというか事故というべきか、生まれて初めて救急車に乗りました。救急車で運ばれたのにちょっとしたケガとは何ぞやと思われるでしょう。詳しい内容は私を見かけた際にお尋ね下さい。きっとびっくりすると思います!?

それは土曜の夜の出来事でした。普通なら一日のなかで最も開放感に満たされる時間帯。しかしそんな時間に働く人たちの凄さを目の当たりにして、ニッポン国民を代表して感謝を述べたい気持ちになりました。
人命を守るため常に緊迫した状況の中で、しかし迅速な判断、行動が要求される。救急隊員の方達の冷静できびきびした行動。そのおかげでどれだけの人々が助けられたことでしょう。現に私の身内も命を救われたことがあり、それ以来私は救急車が走るのを見るたび「助けてあげてください」と祈るような気持ちになります。
その後わたしは病院に行ったわけですが、やはり夜勤の医師、看護士の方が手当てをしてくださいました。救急車然り、病院然り、警察官然り。深夜勤務のある方々に感謝です。

しかし、いま救急車をタクシー代わりに呼んでしまう人が増えているというではありませんか。とんでもないことです。地域によっては救急車の台数が足りなかったり、遠隔地で到着に時間を要したりするわけです。勝手な都合で呼んでしまっては、助かるはずの命から救急車が遠ざかってしまう結果になってしまう。とんでもない!

こうした緊張感のある仕事に携わる方々にほっと一息ついてもらう。
音楽や美術、スポーツはそんな役割もまた担っているのかもしれません。