「唱歌の学校」〜旭川

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旭川で「唱歌の学校」の公演がありました。
5月16日。とてもいい天気。
私達は朝8:30に札幌を出発。主催者が用意してくれたバスに乗って旭川へ向かいました。
学校法人北工学園の創立35周年記念式典があり、そこでオペラ鑑賞会を設けてくれたのです。
公演作品は「唱歌の学校」。
学校の教職員、理事の方々や生徒たちを前に、大いに歌い演じてきました。
生徒は10代後半〜20代前半。“唱歌”というものを知らない世代だというのが現実のようで、果たしてどのような反応なのかと楽しみのような不安なような・・・
しかし、生徒の反応はとてもよく、臆することなく大いに笑い、大いに涙を流して、最後まで集中して鑑賞してくれました。また「今までここでこんなに笑いを貰ったことはない」ということもあり、世代でおもしろいと感じるツボは違うのだなと改めて思いました。
しかしツボが違うとはいえ、各世代が親しみを持って同じ歌を楽しむこと。それは同じ時間を共有することでもあります。殺気立った現代で最も欠けているコミュニケーションは人間には欠かせないツールです。人と人とのふれあいに“歌”というものは潤滑油の役目を果たすのかも知れません。
“唱歌”というものは本当にすばらしい!!どの世代にもちゃんと愛される歌なのです。触れ合う機会があればきっと歌いつながれていくものだと確信しました。

今回は旭川のクリスタルホールという、響きの良いホールでの公演でした。
弱音をホールの響きにのせて歌う心地よさを味わうことも出来ました。

またどこかで“唱歌の学校”が出来るのを楽しみに・・・・