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平成21(2009)年度(財)北海道文化財団「文化の宅急便開催事業」 オペラ「唱歌の学校」 古平町公演

◇日時◇ 11/29(日) 15:00開演
◇会場◇ 古平町文化会館 太陽ホ-ル

 北海道文化財団「文化の宅急便開催事業」平成21年度

 NPO法人札幌室内歌劇場公演

オペラ「唱歌の学校」古平公演

 

 
6年1組の新学期 イギリスから転校生がやってきた
歌を通して子供たちの交流が生まれた
楽しく1年が過ぎ、やがて別れの春がくる・・・  
 

  ■日時:2009年11月29日(日) 15:00開演
  ■ところ:古平町文化会館 太陽ホ-ル
  ■主催:財団法人北海道文化財団
  ■共催:古平町・古平町教育委員会
  ■後援:北海道・北海道教育委員会
  ■協賛:古平町文化団体連絡協議会
  ■問合せ:古平町教育委員会、入場無料
 

 

  出演
  • 浅里先生/浅里慎也
  • ちか子/渡辺ちか
  • しょう子/ 窪田晶子
  • しぶ子/田潤子
  • とき子/時岡牧子
  • まさと/則竹正人
  • キャサリン/百島吾弥子
  • ちか子の母/萩原のり子
  • しょう子の母/石田まり子
  • キャサリンの父/橋本卓三
  • キャサリンの母/遊佐悦子

 

  ■室内楽 
  • 浅井智子(ピアノ)
  • 富岡雅美(ヴァイオリン)
  • 川崎昌子(チェロ)
  • 蠣崎路子(フルート・ピッコロ) 
  • 演出/中津邦仁
  • 音楽監督/岩河智子
  • 舞台監督/坂本由紀子
  • 照明/高橋正和
  • ヘアメイク/藤原得代

 

1.「唱歌の学校」に出てくる曲目一覧(作詞/作曲)
 
港(籏野十一郎/吉田信太),ふじの山(巌谷小波),隣組(岡本一平/飯田信夫),見渡せば(柴田清煕・稲垣千頴/ルソー),羽衣(葛原/梁田貞),羽衣(林柳波/橋本国彦),雀の学校(清水かつら/広田竜太郎),あんたがたどこさ(不詳),うつくしき(稲垣千頴/スコットランド民謡),故郷の空(大和田建樹/スコットランド民謡),思い出(古関吉雄/イングランド民謡),散歩唱歌(大和田建樹/多梅稚),春が来た(高野辰之/岡野貞一),春の小川(高野辰之/岡野貞一),かたつむり(不詳),七夕さま(不詳),ウミ(林柳波/井上武士),虫の声(不詳),つき(不詳),冬の星座(堀内敬三/ヘイス),お正月(東くめ/滝廉太郎),一月一日(千家尊福/上真行),雪(不詳),子守唄(不詳),うれしいひな祭り(サトウハチロ-/河村光陽),故郷をはなるる歌(喜丸一昌/ドイツ民謡),仰げば尊し(不詳),Auld lang syne (スコットランド民謡),埴生の宿(里見義/ビショップ)
 

 

 2.「唱歌の学校」ものがたり
 
 「唱歌の学校」【授業参観】
 小学校6年1組、浅里学級の朝。今日は授業参観日。生徒たちは元気に歌い、お母さんたちもやってくる。
授業はまず国語の時間。まさとが浅里先生と一緒 に「見渡せば」を朗読する。次に学級委員長のちか子が「羽衣」を歌う。するとちか子の母も、つられて歌い始める。最初は驚いていた生徒たちは、次第にちか子の母の歌に喝采。浅里先生は次の音楽の時間の授業で、ちか子の母に生徒たちの歌の指導をまかせ、「すずめの学校」が始る。
 
【転校生】
 ちか子の母が得意気に指導していると、どこからか歌声が聞こえる。いぶかしむ生徒たちの前に、転校生キャサリンと両親が現れる。驚く生徒たちは「あんたがたどこさ」を歌う。キャサリンの母マーガレットが自分の故郷スコットランドの歌「The Blue-bells of Scoland」を披露すると、しょう子の母が立ち上がり「美しき」を歌う。皆、その歌が同じ旋律、つまりスコットランドの曲に日本語の歌詞をつけたものだと知る。さらに父ハサウェイ氏が「Comin Thro’ The Rye」を歌うと、それも日本語の歌詞がつけられていて「故郷の空」となっていると知る。そして、まさとがお返しにと歌う「思い出」という歌も、キャサリンが知っている「Long, Long ago,」と同じ旋律だとわかる・・・
 
【楽しい日々】
 キャサリンを交えての学級生活。「散歩唱歌」に始まり、4月「春が来た」、5月「春の小川」、6月「かたつむり」、7月「七夕さま」、8月「うみ」、9月「虫の声」、10月「月」、11月「冬の星座」、12月「お正月」、1月「一月一日」、2月「雪」・・・楽しく美しい月日は巡る。
 
【授業参観】
 そして3月別れのとき、卒業式にやってくる親たちは子供を思い「子守歌」を、子供たちは「ひな祭り」を歌う。
学校の鐘が鳴り、卒業生たちがやってくる。「故郷をはなるる歌」そして「仰げば尊し」が歌われる。別れがたい思いに、キャサリンが「Auld Lang Syne」を歌い、皆を励ます。子供も大人も小学校での思い出を胸に、それぞれの道をたどり去って行く。

 

 

 
 
 
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