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特定非営利活動法人 札幌室内歌劇場 第32回公演 オペラ「月を盗んだ話」 日本語上演 C.オルフ作曲 岩河智子訳詩 中津邦仁演出 ■日時: 2005年10月1日(土)18:00開演 2005年10月2日(日)15:00開演 ■ところ:ポルトホール(西18丁目駅 徒歩3分) ■料金:おとな5,500円、学生3,500円(支持会4,500円、支持会学生3,000円) ■チケット購入・お問合せ:オフィス・ワン 011-612-8696 ■主催:NPO法人札幌室内歌劇場 ■後援:札幌市、札幌市教育委員会 ■助成:日本芸術文化振興会、三菱信託芸術文化財団
出演・スタッフ■出演 声楽 語り手/窪田晶子 4人の村人/石田まり子・渡辺ちか・萩原のり子・松田久美 よその村の農夫/浅里慎也 よその村の男たち/石田晃大・安田哲平・橋本卓三・磯谷大樹・原慎一郎 よその村の子供/土本麻生・堤摩泉・成田潤子・堂向さちえ 自分の村の村人/百島吾弥子・万城目佳奈・倉本真里・伊勢田はるか・三浦志緒理・小泉奏 居酒屋の女将/遊佐悦子 ぺトルス/杉江光 子供//堤摩泉 ■出演 器楽 指揮/時岡牧子 フル-ト/蠣崎路子 ヴァイオリン/富岡雅美 チェロ/川崎昌子 ピアノ/土屋益子 キ-ボ-ド/瀬戸あかり ■スタッフ 音楽監督/岩河智子 演出/中津邦仁 音楽アドバイザ-/則竹正人 コレペティトゥ-ア/須藤尚美、駒崎志保、岩井沙織、後山美菜子、 渡辺桃子 舞台監督/坂本由希子 照明/吉田茂夫 美術・衣装/三宅景子子 衣装/岡本嚇子 メイクアップ/藤原得代 音響/加藤久男 演出助手/田中孝男 イラストレ-ション/大澤とま 製作/福地美乃、オフイス・ワン 解説■解説 オペラ「月を盗んだ話(原題 Der Mond)」は、日本で始めて上演される作品です。 作曲は、合唱曲「カルミナ・ブラ-ナ」で有名なカール・オルフ(1895-1982) オルフはドイツの現代音楽の代表的な作曲家の一人ですが、オペラや劇音楽に独自の世界を築きました。その音楽は“原始主義”とも呼ばれ、単純なリズムを積み重ねたり、フレ-ズを執拗に繰り返すことによって、大きな盛り上がりを作っていきます。イタリアオペラのふくよかな旋律とはまったく異なる、器楽的な歌が新鮮です。 このオペラでは、そのようなリズミカルな音楽で村や死人たちの世界が描かれます。ま た対照的に、語り手には中世風の物悲しいメロディックな旋律、またぺトロスには複雑な和声を持つスケ-ルの大きな音楽が与えられ、明快に色分けされています。その結果、20世紀の音楽とは思えないほど、解りやすく楽しいメルヘンオペラに仕上がったのです。 オペラを初めて見るお子様から、現代音楽に興味のある音楽ファンの方まで、みんなで楽しめるオペラです。
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